悲しい事例~キラーストレスと心停止

 人はつくづく「気持ち」で生きている生物だな、と痛感する出来事が過去にありました。

【とある夫婦の事例】

●奥様

非常に気が強い。

自分が正義と言わんばかりの価値観をお持ち。

目上の者には媚を売り、目下の者には当たり散らす。

結果が良くてもプロセスが悪ければ全てダメ~一言一句自分の思い通りに人が動かないと気が済まない。

白か黒か、0点か100点か、というハッキリしたいタイプ。

人からの指図は受けたくない。

感情優先型。

●旦那様

滅多な事では怒らない気長タイプ。

そして器用なゆえに時間的な余裕があるならば人からのお願いや依頼を引き受けてしまうお人好し。

奥様とは逆のタイプで結果に至るまでのプロセスは柔軟に対応を変え、結果をしっかり少しずつ積み重ねていく。

白か黒か、0点か100点か、という考えよりも、現在進化中である事に喜びを覚え、1点から20点までのプロセスを見守れる。

理性処理型。

どちらが人として良いのかという話ではないのですが、

この二人が織り成すミスマッチ型キラーストレスタイプの悲しい結果の事例があります。

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理 解 者

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この二人はまるで違うタイプの夫婦です。

お互いにない価値観が新しい発見を生み、

進化していくタイプのパートナーシップを築くのが良い過ごし方です。

しかし…

一端奥様に強いこだわりが出来てしまうと、

相手が100%自分の思い通りに動かない限り、

相手の一挙手一投足一言一句まで否定してきます。

その否定の仕方が…

ミスマッチ型

…そして相手に大きなストレスを与えてしまいます。

「○○さんのようになれ!」

…個人の人格否定ですね。

「みんなが同じ事言ってるよ」

…一般化、大きな間違いが発生しやすい話術です。

「あなたの友人は○○がダメだ」…社会環境の否定ですね。

これらの否定をする事で

人の五大欲求のひとつ「愛と所属の欲求」が満たされないようにして、

相手の欲求レベルを下げようとします。

そうすると、

旦那さんには「安心・安全の欲求」が動き出します。

そして奥様は気づいていないかもしれませんが、 自分で自分の欲求レベルを「安心・安全の欲求」に落としていますね。

「この人といると、自分の価値観や過去の生き方を否定され、生きていけなくなる!」

という無駄な危機意識です。

本来は、自分にない考え方や価値観は、自分を成長させるために必要なものだったりします。

例えそれが一時的なものであったとしても、

互いを理解するためには、

価値観のすり合わせという行為が二人に必要だったんです。

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超過ストレス

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奥様は、旦那をコントロールしようとしています。

しかも、

仕事中でも早く帰ってくるように上から目線で物を言ったりする事で、

\業務にも支障が出ます。

そこまで行くと、横柄でしかないという印象なのですが、

奥様の要求がさらにエスカレートすると、

●物音を立てずに帰宅しろ!

●水道の蛇口の止め方が違う!

●風呂掃除したスポンジが汚れてるぞ!

等々…

そういった生活面から、

人格否定をしてくるようになりました。

旦那さんは、帰宅恐怖症になります。

家に居ても否定ばかりされる…。

依頼された事をしっかりこなしてもなぜか否定される…

してもしなくても同じ否定をされるなら…

と否定されても自分が納得いくように依頼された事を無視するようになりました。

「何をしてもダメなら納得の結果は自分で求めて下さい」

「今まさに期待に応えられるように成長途中、出来なかった事も少しずつ出来るようになってきているのに、完全否定されるのはおかしい」

と反論するんですが…

人から指図されるのが大嫌いな奥様にとっては…

火に油を注ぐようなもので、

さらに人格否定が強くなります。

旦那さんは、さらに強いストレスに晒される事に…

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キラーストレス

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ストレスって、

物質である事…

ご存知の方はどれだけいるでしょうね?

「コルチゾール」

っていうストレスホルモンが副腎から分泌されます。

この物質が体内に充満すると…

キラーストレスとなり、

とある生理反応が起きます。

●高血圧

●心停止

等々…

旦那さん、このキラーストレス化された肉体で、心停止してしまったそうです。

そう、言葉で人は死ぬんです。

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ハラスメント殺人

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これは奥様が仕組んだ立証できないハラスメント殺人と言っても良いかもしれません。

言葉で責めるモラルハラスメントも、間違いなくDVです。

肉体的に証拠が残るDVの方が分かりやすいのですが、

モラハラだけは、これからの社会でおおいに整備された方が良いだろう、と思います。

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モラハラ対策

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日記のように、モラハラを受けた日時や言動を記録に残しておくのが良いでしょう。

特に暴力・人格否定・エゴによる業務妨害などをするパートナーの場合は、

離れて暮らすか、

別れた方が賢明

と思える事例が沢山あります。

万が一の裁判に備えておく事も、現実問題として大切です。

もし離婚しなかったとしても、

過去に何をされたのか記録しておくだけでも、

相手に反省を促す材料になりますからね。

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ストレスマネジメント

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ストレス管理は、自分の命を守るためにすごく大切な要因です。 何をどうしたら良いのか分からないという方は、ご相談下さいまし。

経済環境と支援・心理環境と支援、ふたつのアプローチで人生を今以上にするお手伝いをします。

世の中にある経済効果のある仕組みの活用と提供、そして心理的にも余裕のある社会づくりを致します。