暴力が消した記憶…否定が生むパニック…

とある方…

幼少時の記憶が無いんです。

その人の記憶の始まりは

「父親の暴力」

気絶するほど前身を駆け巡る痛みが記憶の始まり。

暴力を受けた原因が何なのか分からない…

思い出すと幼い心が暴力に対する恐怖で死んでしまうんでしょうね。

自分を守るために記憶を封印したのだろうと思われます。

子供ってすごいですね!

自分を守る術を本能で知っている!

でも、それが大人になるとどうなるか…

その暴力が原因で

パニック持ちになってしまったんだそうです。

しかし救いはご本人、パニック発作のきっかけが分かるらしく、

そことは距離を置いて自分を守っています。

それが…

父親からの詰問。

特に、イエス・ノーだけで答えさせられる質問がきっかけになって、

頭の中で思考停止して何も言えなくなって涙が出てしまうんだそうです。

そんな状態になったのに父親は何も答えないからというので

「卑怯者」と言う。

悪循環ですね。

イエスかノーで答えるのは100点か0点かどちらかの場合に限るんです。

ですが、50点をイエスともノーとも言えない。。。

パニック状態でなんと言えば良いか分からないのに、

さらにイエス・ノーで迫ってくる。

父親からすれば、その方が都合よく子供をコントロール出来たから、そのような誘導をするのでしょうね。

ハッキリ言うと…

逆効果

信頼関係の失墜

を招きます。

実際、

大人になって、

パニック発作とも上手に付き合えるようになって

自分の意見を言う事が出来るようになったら…

今度は父親から

「失敗作」

と言われた、と。

ハッキリ言います。

そんなミスマッチ型の人間の近くにいる事はありません。

自立したならさっさと離れてしまいましょう。

離れて、たまに会うくらいで親のありがたさを感じてる程度が一番です。


暴力と否定が生んだパニック障害の話。

経済環境と支援・心理環境と支援、ふたつのアプローチで人生を今以上にするお手伝いをします。

世の中にある経済効果のある仕組みの活用と提供、そして心理的にも余裕のある社会づくりを致します。