電力自由化に関して…選別眼を鍛える!
名前くらいは聞いた事がある「電力自由化」ですが…
一体何をする事なの?東北電力(東京電力)が一番実績あるし、信頼あるんじゃないの?
と思われている方は…
考えを一新する必要がありますね。
電力自由化というのは電気事業法という法律で決められた内容なので、
抗う事が出来ない世の中の変化のひとつでもあるんです。
さて、電力自由化とは…
●売電事業だけをこれまでの地域電力会社(東北電力・東京電力・中部電力等々)から切り離して民間に任せる
そういった事もひとつの事実です。
分かりやすく図解すると…
これまでは
●発電・売電・送電
を地域電力会社が担っておりました。
いわゆるその地域で独占していたわけです。
独占状態だったものが…
●電気事業法という新しい法律で、「売電」だけが切り離されて民間委託する事になりました。
売電会社登録されたものは日本で数えるだけで600社くらいあるようです。
(その中から自宅の電気の支払先を一社に絞るのは至難のわざですね。)
新電力会社は、地域電力会社より「卸値」で電気を購入して「売値」を決定します。
皆さんは、東北電力(などの地域電力会社)が一番安いんじゃないの?と思われますが、そうでもないんです。
切り替えた方が良いご家庭も多いんですよね。
いわゆる、地域電力会社の電力料金はメーカー希望小売価格です。
ですが、新電力会社の売値は、値引き価格に設定されている場合が多いです。
車もそうですよね。
定価で買う方っていないですよね?
それと同じになったんです。
そして、ここからが重要!!
多くの新電力会社は、経費がかさみます。
CMや店舗準備や人海戦略などでたっぷり経費をかけて顧客争奪戦に臨むので、経費がバカ高いところがほとんどでしょう。
なので、選別眼というものがとても大切になるんです。
さて、では新電力会社をどのように選べば良いのか?
それをお伝え致します。
【電力自由化の効果のひとつ】
実を言うと、どの電力会社を選んでも電気料金というのはそんなに差はありません。
なので、サービスの差という事で基本的な部分だけをしっかり情報精査して今度の選定に役立ててもらえれば、と思っています。
私の場合、
これだけはNGという新電力会社も考慮し、
消去法である会社がベストと判断しました。
(あくまでも、私:後藤純司の調査です。)
1. 契約金が発生する
2. 解約金が発生する。これは特にやめた方が良い。解約金支払いたくない気持ちを餌に後に値上げする会社かもしれない。
3. 期間の縛りがある。2年契約、4年契約など。契約期間内に、どうしようもない理由で実家に戻らねばならない時、解約ペナルティなど発生する恐れがある。
4. 国内発の会社である。外資系と違い、歴史と対応力・サポートがない。顧客獲得したのに撤退した事例のある国内発の会社に決めるのは今はやめておいた方が良い。
5. 『電気料金が◯◯円安くなるよ!』という会社。小文字で小さく◯月◯日の電力料金で試算など記してあり、その料金が一年間続くわけもないのが電力の世界だから、結果的に嘘になる。いわゆる客に嘘をつく体質の会社とも言える。
6. 『期間限定で◯◯』とリスクを謳う会社。人の判断力を鈍らせる売り方をインフラ関連でする会社。そんなリスクを期間限定にしなきゃ客の獲得が出来ない会社自体に魅力なし。
という判断基準は、私の基準です。ご参考にして下さい。
つまり…ポジティブに言い換えれば下記の様にも言えます。
A) 契約金がなく、初期投資がゼロでお得に電気が使える事。
上記条件を満たしてくれる会社は数少ないです。ご存知ない方には、丁寧にお伝え致します。
私はすでに活用していますけどもね♪
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