【私のダークサイド…隠ぺい体質の引き籠り】
たまに思うのです…
私も引き籠りの素質
は十分に持っている、と。
外に出ずに数日間部屋で生活するのが苦じゃないですし、
パソコンの前でずーっと作業しているのも苦じゃないですし、
ネット環境さえあれば情報取得は出来るわけですから…
しかも欲しい情報だけ!
どうも、心理療法士・心理カウンセラーでフードコーディネーター、スノーボードインストラクターの後藤純司です。
(何屋さんなのか分からんというツッコミも良くありますが…慣れて下さいw)
実を言うと、
幼少時に父親から暴力
を振るわれております。
今でもすぐに思い出せるのが、
全身に気絶するほどの痛みが走り、
気が遠くなりそうになるのを、
泣いて泣いて泣きじゃくって、
呼吸も出来なくなりそうなのに
一生懸命肺に空気を送り込んだ記憶です。
ハッキリ言えば…
暴力被害による
トラウマ が形成されました。
そのトラウマは、 これまでずーっと私を苦しめています。
またこれからもずーっと私を苦しめるかと思うと…とても嫌です。
おまけに… 暴力を振るわれた原因が分からない。
親父にとって何か都合が悪い事があったんでしょう。
私にとって、
それ以前の記憶が無い…
多分、自分で封じ込めたんだと思います。
思い出すと、
幼い心が壊れるとでも本能が感じたのでしょう…
その原因を記憶の奥底に封印したんだと思います。
それ以前の記憶と一緒に。
なので、私にとって生を受けて
一番最初の記憶
というのは
親父の暴力
でしかありません。
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パニックと卑怯者
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親父は、何か事あるごとに私を責めてきました。
物事をハッキリさせたがる性格の親父は、
白か黒か、
ゼロか100か
の選択を良くしてきました。
私にとって正解は50なのに。。。
どう答えたら良いのか分からなくなって、
一生懸命回答を考えている事しか出来ません。
いいえ、
頭の中が真っ白になって何も考えられないという方が正解です。
いわゆる脳内が
パニック
を起こしているのです。
原因は
親父が幼少時に与えた暴力
と、
二択で迫る尋問です。
パニック症状に陥っている私を見て 親父は決まってこう言いました。
「卑怯者」
「何も答えない卑怯者」
パニック状態の私にとって
何を答えたら良いのか分からない私にとって
その言葉は非道極まりない言葉でした。
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夢破壊
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私は、自分が願うスポーツや進路を父親に反対されて生きてきました。
自分がしたい事は全てダメで、
父親が認定したものだけしか
させてもらう事が出来ません。
なので、
自分が本当にしたい事はいつも隠れてやっていました。
何も悪い事をしていないのに、
自分が楽しめる事でさえ、
罪悪感 に染まっていく感じがしました。
その自分がしたい事をいつまでも秘密にしておく傾向は大人になってからも続きました。
したい事を否定される事が怖くて、
許可をもらおうとする事で委縮し、
結局ダメなイメージを植え付けられる。
何かを始めようとしても 邪魔するんです。
いわゆる
ドリームキラー
です。
===
失敗作
===
実は私は離婚経験者です。
今では珍しくもない離婚ですが、
3度の離婚を経験しています。
全て原因はパートナーからの暴力やハラスメント。
特に三番目の嫁は非道く暴力的で、 病的なまでにDVされました。
心臓が三度止まりました。 し
かし、1歳の可愛いわが子のために死ねるわけもなく、
踏みとどまり意識を回復させます。
嫁はいずれ 自分が振るう暴力を我が子に見せたくないから
という
勝手な理由
で家を出ていってしまいました。
(実は裏で手引きした男がいるのですが…私は子供との仲を引き裂いたこの男を一生怨みます…これがワタシの一番のダークサイドです)
親父はその後、
子供と別れさせられた後の私にこんな言葉をかけました。
「暴力振るわれる側も悪い」
「オマエは失敗作だ」
この時、親父は73歳。
高齢者になっても 自分の子供に そんな言葉しか与えないのか…
愕然としました。
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引き籠り
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実は、子供と別れさせられた時、社長業をしておりました。
しかし、
気落ちが激しく、
無理やり作った訓練された笑顔だけで、
お客様の相手をしておりました。
一人になるといつも泣いていました。
人前でだけ社長という仮面をかぶって仕事をしていました。
仕事に没頭して悲しみを紛らわそうとしましたが、無理でした。
周囲からは
「鬱」
と言われていたようですが、
子供と別れさせられて
「悲しみ」
という感情があるのは私は正常だと思いました。
むしろヘラヘラ笑っている事の方が異常行動なのではないかと思うのです。
しかし、気落ちしている私は 色々な他の事情なども考慮し、
そして高校生の時に親父に反対された進路…
心理学の道に足を踏み入れるために、
社長を退任する事にしました。
退任して一ヶ月ほど、ゆっくり過ごし、
心理学の学校へと通うようになりました。
学校の合間に毎日勉強しました。
周囲から見れば、
ほぼ引き籠り
のような状態だったかもしれません。
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隠ぺい
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その後、親父は他人から私の事を聞かれると、
「病気で療養している」
というようになりました。
後から知った事なのですが…
事実を言わず私を病気に仕立てあげる事
のほうが 親父には都合が良かったようです。
なぜ本当の事を言わないのか?
不信感がさらに募ります。
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信頼関係破綻
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現在、親父との信頼関係は破綻しています。
もう二度と親父は私の笑顔を見る事はありません。
というくらい、無感情・無関心です。
一日一度顔を会わせれば多いほうです。
なので、父親を訪ねてくるお客様から父親の事を聞かれても まったく何も分からない事を伝えると、 いぶかし気な顔をします。
当然ですね。
幼少時の
暴力
卑怯者
と罵られた少年期
大人になってまで
失敗作
と言われ、
病気
に仕立て上げられる
隠ぺい工作
正直言えば、
引き籠りたい…
引き籠っている人の気持ちがすごく理解出来ます。
しかし、
私は少年期に強く志した心理学の道…
がたったひとつの救いだったため、
今こうして社会に出て一人でも多くの味方が出てきてくれて、
励ましてくれる。
私のこの経験は、
心の不調を持っている方のために惜しみなく使おう
そう思って、
こういった内容をブログにまとめてみました。
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引き籠りを持つ親御さんへ
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●家族療法が必要です。
●言葉の使い方を学んで下さい。言葉足らずでは子供は正しく育てません。
●親の影響が非常に強く将来に影響する事に気づいて下さい。
●親の影響は親が生存中だけではなく、死後も影響を残します。
●引き籠り時間の数倍の時間をかけて社会復帰に気づかせてあげて下さい。
●言葉だけじゃなくて、心も学んで下さい。
●相手を信じてあげて下さい。
●相手の有効な裁量権を尊重してあげて下さい。
●最初の二週間は強制も必要です。
●環境を変えてあげて下さい。
●家族だけで問題解決をしようとすると悪化します。
●家族がダメなら第三者、第三者もダメならプロに任せて下さい。
●時間をかけるよりも迅速な変化のが好ましい事を知って下さい。
●最初から100点を狙えばいつまでも挫折感です。まずは1点を目指して下さい。
●自己決定性を促進
●早期行動が重要
●現実逃避より目的達成!
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必ず前進!
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早い決断をして下さい!
1.家族で問題解決をしようとする。
↓
2.第三者が介入して問題解決に…
↓
3.心のプロに依頼して問題解決
この三段階のプロセスの判断基準は、
引き籠っている相手に肯定的な反応がない時です。
何度も繰り返すと否定的な反応が積み重なりますので、
早いうちに対処して下さい。
ご参考までに。
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回復の三種類
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1.家族で心理療法を受ける
2.家族で心理学を学ぶ
3.そして家族で引っ越す
3.が実行されないと、「いつもの日常(引き籠り)」に戻りますのでご注意を!
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